御所詞(読み)ゴショコトバ

デジタル大辞泉 「御所詞」の意味・読み・例文・類語

ごしょ‐ことば【御所詞】

中世以後、宮廷に仕える女房の間で用いられた特殊な言葉。のち、幕府大名奥女中の間にも行われた。→女房詞にょうぼうことば

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精選版 日本国語大辞典 「御所詞」の意味・読み・例文・類語

ごしょ‐ことば【御所詞・御所言葉】

  1. 〘 名詞 〙 中世以後、宮廷に仕える女房の間で用いられた特殊なことば。→女房詞
    1. [初出の実例]「海人藻介に〈略〉いはゆる御所詞 同書に、内裏仙洞には、一切の食物に、異名を付て被召事也。一向不存知者、当座に迷惑すべき者也」(出典随筆玉勝間(1795‐1812)一一)

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