御打ち着(読み)みうちき

精選版 日本国語大辞典 「御打ち着」の意味・読み・例文・類語

み‐うちき【御袿・御打着】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 ) 貴人装束着用または、着かえること。一説に、天皇御髪を整えること。
    1. [初出の実例]「日の入る程におきさせ給ひて、山の井の大納言めし入れて、みうちきまゐらせ給ひて、かへらせ給ふ」(出典:枕草子(10C終)一〇四)

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