御斗帳(読み)みとちょう

精選版 日本国語大辞典 「御斗帳」の意味・読み・例文・類語

み‐とちょう‥トチャウ【御斗帳・御戸と帳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 )
  2. 神仏厨子(ずし)の中などに垂れる小さな帳(とばり)を尊んでいう語。
    1. [初出の実例]「御戸帳か花の錦の車百合〈一和〉」(出典:俳諧・詞林金玉集(1679)八)
  3. 人の体の前をかくす布。腰巻・ふんどしの類。
    1. [初出の実例]「御戸帳(ミトチャウ)のふんどしを」(出典滑稽本・続膝栗毛(1810‐22)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む