御泊(読み)おとまり

精選版 日本国語大辞典 「御泊」の意味・読み・例文・類語

お‐とまり【御泊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 大名参勤交代途中宿場に泊まること。
    1. [初出の実例]「品川はおとまりの有るときがなんぎさ」(出典:洒落本・古契三娼(1787))
  3. 旅館や、人の家などに泊まること、泊まる人を敬っていう語。
    1. [初出の実例]「今晩は一宿(オトマリ)翌日も翌々日も御帰宅無しで」(出典:二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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