御焼餠(読み)おやきかちん

精選版 日本国語大辞典 「御焼餠」の意味・読み・例文・類語

おやき‐かちん【御焼餠】

  1. 〘 名詞 〙 宮廷正月の祝いに用いた餠をいう女房詞。白く円い餠に菱形の赤い餠をはさみ、その中に白味噌のついたゴボウ小片を入れて包み、半円形にして焼いたもの。
    1. [初出の実例]「四季の間にて御やきかちんまいる」(出典:御湯殿上日記‐貞享三年(1686)正月一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む