精選版 日本国語大辞典 「御焼餠」の意味・読み・例文・類語 おやき‐かちん【御焼餠】 〘 名詞 〙 宮廷で正月の祝いに用いた餠をいう女房詞。白く円い餠に菱形の赤い餠をはさみ、その中に白味噌のついたゴボウの小片を入れて包み、半円形にして焼いたもの。[初出の実例]「四季の間にて御やきかちんまいる」(出典:御湯殿上日記‐貞享三年(1686)正月一日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例