御申(読み)おんもうし

精選版 日本国語大辞典 「御申」の意味・読み・例文・類語

おん‐もうし‥まうし【御申】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おん」は接頭語、「もうし」はお願い申し上げること )
  2. 貴人のお出ましを請い願うこと。
    1. [初出の実例]「西の丸様御本丸え御申被成候に付而」(出典武家名目抄(19C中か)儀式部)
  3. とりなすこと。哀願
    1. [初出の実例]「若宮の別当のおん申しにより」(出典:謡曲・春栄(1435頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む