御礼奉公(読み)オレイボウコウ

デジタル大辞泉 「御礼奉公」の意味・読み・例文・類語

おれい‐ぼうこう【御礼奉公】

奉公人が、決められた期間奉公が済んでも、恩返しとして主家雇い主もとに、ある期間とどまって働くこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御礼奉公」の意味・読み・例文・類語

おれい‐ぼうこう【御礼奉公】

  1. 〘 名詞 〙 奉公人が、約束の期間の奉公が済んだあと、恩返しとして、ある期間とどまってただで働くこと。
    1. [初出の実例]「以前は十年の年季に五年のお礼奉公をするやうな者もあって」(出典:人さまざま(1921)〈正宗白鳥〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android