御礼奉公(読み)オレイボウコウ

デジタル大辞泉 「御礼奉公」の意味・読み・例文・類語

おれい‐ぼうこう【御礼奉公】

奉公人が、決められた期間奉公が済んでも、恩返しとして主家雇い主もとに、ある期間とどまって働くこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御礼奉公」の意味・読み・例文・類語

おれい‐ぼうこう【御礼奉公】

  1. 〘 名詞 〙 奉公人が、約束の期間の奉公が済んだあと、恩返しとして、ある期間とどまってただで働くこと。
    1. [初出の実例]「以前は十年の年季に五年のお礼奉公をするやうな者もあって」(出典:人さまざま(1921)〈正宗白鳥〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android