精選版 日本国語大辞典 「御祓箱・御払箱」の意味・読み・例文・類語
おはらい‐ばこ おはらひ‥【御祓箱・御払箱】
〘名〙
※今川大双紙(15C前)躾式法の事「伊勢の御はらい箱披露する時、主人御請取給ひて、口をあくるまねをして御戴有事也」
② (御払箱) (毎年新しいお札が来て古いお札は不用となるところから「祓(はらい)」を「払(はらい)」にかけた洒落(しゃれ))
(イ) 使用人などが解雇されること。
※黄表紙・啌多雁取帳(1783)「寝御座一枚にておはらひばこの身となりしが」
(ロ) 不用品を捨てること。
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