御祓箱(読み)オハライバコ

デジタル大辞泉 「御祓箱」の意味・読み・例文・類語

おはらい‐ばこ〔おはらひ‐〕【×祓箱/御払い箱】

(御祓箱)中世から近世にかけて、御師おしが、毎年諸国の信者に配って歩いた、伊勢神宮厄よけ大麻を納めた小箱。はらえばこ。
御払い箱
㋐勤めを辞めさせられること。「会社を―になる」
㋑不用品を捨てること。廃棄。「古くなった机を―にする」
[補説]2は、毎年暮れに1の古いものを捨てて新しいものに取り替えたところから、「お祓」を「お払い」に掛けていう語。
[類語](2㋐)免職解任解職罷免解雇馘首首切りくび失業失職食い上げ食いはぐれるあぶれる破門お役御免リストラ免ずる解く暇を出す暇を遣る首になる首を切る首が飛ぶ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 御師

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む