御神灯(読み)ゴシントウ

デジタル大辞泉 「御神灯」の意味・読み・例文・類語

ご‐しんとう【御神灯】

《「ごじんとう」とも》
神前に供えるあかり。みあかし。
芸人の家や芸者屋などで、縁起をかついで戸口につるした提灯ちょうちん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御神灯」の意味・読み・例文・類語

ご‐しんとう【御神灯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語。「ごじんとう」とも )
  2. 神に供える灯火。おあかし。みあかし。
    1. [初出の実例]「清らかなる御神燈燈し候様致度ものに御座候」(出典:随筆・一話一言(1779‐1820頃)二〇)
  3. 職人や芸人の家または芸者屋などで、縁起をかついで神仏の名を書き戸口につるしたちょうちん
    1. [初出の実例]「軒には御神燈(ゴジントウ)さげて」(出典:にごりえ(1895)〈樋口一葉〉一)

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