御神輿(読み)オミコシ

デジタル大辞泉 「御神輿」の意味・読み・例文・類語

お‐みこし【御神輿】

神輿みこし」の尊敬語美化語
腰。尻。「輿」を「腰」にかけて、たわむれていう。「お神輿を上げる」

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精選版 日本国語大辞典 「御神輿」の意味・読み・例文・類語

お‐みこし【御神輿】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 祭礼の時、御神体を安置して運ぶ輿(こし)
    1. [初出の実例]「御みこしをふるがいやみの元祖也」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一三)
  3. ( のように重々しく安定したさまを強調し、また「輿」を「腰」にかけて ) 「こし(腰)」をたわむれていう語。
    1. [初出の実例]「マアマア、かうお神輿(ミコシ)が据っちゃア、〈略〉八つ七つに行くべいやら、わし心次第」(出典歌舞伎傾情吾嬬鑑(1788)五立)

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