御簾紙(読み)ミスガミ

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精選版 日本国語大辞典 「御簾紙」の意味・読み・例文・類語

みす‐がみ【御簾紙・三栖紙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 御簾の中で用いるからとも、御簾のようにすけて見えるからともいう ) 奈良県吉野地方に産した上質の薄い楮(こうぞ)紙。大中小があり、大は高貴な人の鼻紙、中・小は遊女の懐(ふところ)紙などに用いられた。現在では、美須紙とも書き、表具の下張りなどに使用。みすのかみ。みす。
    1. [初出の実例]「御簾帋の隅(くま)やいとはん窓の月〈曲言〉」(出典:俳諧・富士石(1679)三)

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