クワ科の落葉低木樹。樹皮の繊維は和紙の原料になる。聖徳太子が楮の栽培を普及させ,701年(大宝元)美濃・筑前・豊前各国の戸籍用紙に楮紙が使われるなど,古くから和紙の原料として広く利用されてきた。江戸時代になると和紙の国産奨励策のため,栽培も盛んになった。とりわけ山間村落では貴重な収入源の一つであり,小物成が賦課されている地域もあった。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...