御菓子奉行(読み)おかしぶぎょう

精選版 日本国語大辞典 「御菓子奉行」の意味・読み・例文・類語

おかし‐ぶぎょう おクヮシブギャウ【御菓子奉行】

〘名〙 室町戦国時代将軍が諸大名家を訪れる時に、その供応のために諸家臨時に設けた役職一つ食膳につける菓子をととのえた。
※永祿四年三好亭御成記(1561)「御菓子奉行 河原林与一兵衛、寺衆三人、河原林摂津守」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android