御言(読み)ミコト

デジタル大辞泉 「御言」の意味・読み・例文・類語

み‐こと【御言/命】

こと」を敬っていう語。神・天皇貴人などの言葉おおせ。御命令。
八十神やそがみの―ちて」〈・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御言」の意味・読み・例文・類語

み‐こと【御言・命】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 ) 「こと(言)」を敬っていう語。神、また天皇のおことば。おおせ。
    1. [初出の実例]「天照大御神の命(みこと)(も)ちて」(出典古事記(712)上)
    2. 「大君の美許等(ミコト)にされば父母斎瓮(いはひへ)と置きて参ゐで来にしを」(出典:万葉集(8C後)二〇・四三九三)

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