精選版 日本国語大辞典 「御門跡」の意味・読み・例文・類語 ご‐もんぜき【御門跡】 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 )① 門跡を敬っていう語。[初出の実例]「嵯峨の大覚寺殿へ、遠国の順礼が参り、『これは何と申所ぞ』といふ。『これは御もんぜき』とこたへければ」(出典:咄本・八行整版本昨日は今日の物語(1614‐24頃))② 浄土真宗本願寺の法主を敬っていう語。本願寺も准門跡に列したところから、俗にこういう。[初出の実例]「寛永七霜月晦日西御門跡遠行之時 御門跡西からはどちへ雪仏〈貞徳〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例