精選版 日本国語大辞典 「御馴染」の意味・読み・例文・類語 お‐なじみ【御馴染】 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )① 互いによく知りあっていること。親しい間柄。昵懇(じっこん)。[初出の実例]「二個(ふたり)はお熟知(ナジミ)の任那に小町田」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉八)② 同じ店や遊女などのところに行きつけていること。また、その客や店のもの。[初出の実例]「立売の玉中さまとて、太夫さまとは深い御なじみ」(出典:浮世草子・傾城色三味線(1701)京) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例