復任(読み)フクニン

デジタル大辞泉 「復任」の意味・読み・例文・類語

ふく‐にん【復任】

[名](スル)
再びもと官職役職に任ぜられること。
律令制で、父母の喪にあって官職を解かれていた官吏が、喪があけてもとの職に復すること。→服解ぶくげ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「復任」の意味・読み・例文・類語

ふく‐にん【復任】

  1. 〘 名詞 〙 服喪・病患その他の理由で、その官職、役職から離れていたものが、再びもとの職に復すること。
    1. [初出の実例]「如本主去官亦有復任」(出典続日本紀‐和銅七年(714)六月甲戌)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android