精選版 日本国語大辞典 「復礼」の意味・読み・例文・類語 ふく‐れい【復礼】 〘 名詞 〙① 礼をふむこと。礼の本質にたちかえること。[初出の実例]「復礼とは自分の本心に立返て身の分限を知ることなりと」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉三)[その他の文献]〔論語‐顔淵〕② 他からの挨拶に礼を返すこと。好意に対して謝すること。答礼。回礼。[初出の実例]「回礼、答二他之礼一也、復礼とも云」(出典:随筆・南屏燕語(1826)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「復礼」の読み・字形・画数・意味 【復礼】ふくれい 礼にたちかえる。〔論語、顔淵〕子曰く、己に克(か)ち禮に復るを仁と爲す。一日己に克ち禮に復れば、天下仁に歸す。字通「復」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報