微波(読み)びは

精選版 日本国語大辞典 「微波」の意味・読み・例文・類語

び‐は【微波】

〘名〙 かすかに動揺する波。微動する波。さざなみ
※和漢朗詠(1018頃)上「詞は微波に託してかつかつ遣るといへども、心は片月を期して媒とせんとす〈菅原輔昭〉」 〔曹植洛神賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「微波」の読み・字形・画数・意味

【微波】びは

さざなみ。魏・曹植〔洛神の賦〕良媒以てを接する無し、波に託して辭をぜん。

字通「微」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android