良媒(読み)リョウバイ

デジタル大辞泉 「良媒」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ばい〔リヤウ‐〕【良媒】

よい仲人。りっぱな媒酌人
此回このたび―ありて…目出度合巹ごうきんの式を挙げしは」〈蘆花不如帰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「良媒」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ばい リャウ‥【良媒】

〘名〙 よい媒妁人。よいなこうど。また、よいなかだち。
※類聚句題抄(11C中)春色伴花来〈一条天皇〉「芳意浅深応誘引、妍姿多少作良媒
読本春雨物語(1808)海賊「人の道に良媒なきは、犬猫のいどみ争ふものぞ」 〔詩経‐衛風・氓〕

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普及版 字通 「良媒」の読み・字形・画数・意味

【良媒】りよう(りやう)ばい

適当な仲人。魏・曹植〔洛神の賦〕良媒の、以てを接する無し、波に託して、辭をぜん。

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