良媒(読み)リョウバイ

精選版 日本国語大辞典 「良媒」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ばいリャウ‥【良媒】

  1. 〘 名詞 〙 よい媒妁人。よいなこうど。また、よいなかだち。
    1. [初出の実例]「芳意浅深応誘引、妍姿多少作良媒」(出典:類聚句題抄(11C中)春色伴花来〈一条天皇〉)
    2. 「人の道に良媒なきは、犬猫のいどみ争ふものぞ」(出典:読本・春雨物語(1808)海賊)
    3. [その他の文献]〔詩経‐衛風・氓〕

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普及版 字通 「良媒」の読み・字形・画数・意味

【良媒】りよう(りやう)ばい

適当な仲人。魏・曹植〔洛神の賦〕良媒の、以てを接する無し、波に託して、辭をぜん。

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