徳沢(読み)トクタク

デジタル大辞泉 「徳沢」の意味・読み・例文・類語

とく‐たく【徳沢】

恵み。恩沢
明治維新の―に浴するよう」〈藤村夜明け前

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「徳沢」の意味・読み・例文・類語

とく‐たく【徳沢】

  1. 〘 名詞 〙 徳のめぐみ。おかげ。恩恵。恩沢。
    1. [初出の実例]「伏願徳沢潤物。仁化被民」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. 「徳沢にうるほひて、国も富み民もやすかりき」(出典:保元物語(1220頃か)上)
    3. [その他の文献]〔史記‐主父偃伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「徳沢」の読み・字形・画数・意味

【徳沢】とくたく

めぐみ。

字通「徳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android