心当り(読み)ココロアタリ

デジタル大辞泉 「心当り」の意味・読み・例文・類語

こころ‐あたり【心当(た)り】

心に思い当たること。また、見当をつけた場所。「就職口なら心当たりがある」「心当たりを探してみる」
[類語]目星見通し見当読み見込み見極め目当て目安目処めど展望目標予測予想予期

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精選版 日本国語大辞典 「心当り」の意味・読み・例文・類語

こころ‐あたり【心当】

  1. 〘 名詞 〙 思い当たるふし。それと心につける見当。見込み。存じ寄り。
    1. [初出の実例]「不繁昌の芝居の紙札くばるやうに、心当りの客共へ〈略〉くばらるる」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)二)
    2. 「それとも何処か外に所期(ココロアタリ)があるのかい」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

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