心祝(読み)ココロイワイ

デジタル大辞泉 「心祝」の意味・読み・例文・類語

こころ‐いわい〔‐いはひ〕【心祝(い)】

形式ばらない、気持ちだけの祝い。「心祝い一本つける」
[類語]内祝い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心祝」の意味・読み・例文・類語

こころ‐いわい‥いはひ【心祝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 心の中で吉事を祈ること。縁起を祝い祈ること。
    1. [初出の実例]「右の桃を大きに心いはひして、一つは信長きこしめし、又一つは嫡子城之介信忠へ参らせられ」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品四〇下)
  3. 形式張らない心ばかりの祝い。内輪の祝い事。内祝い。
    1. [初出の実例]「今といふ今、おもふままなる所へまいったと、心いわゐせしに」(出典:浮世草子・西鶴織留(1694)四)

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