心華元棣(読み)しんげ げんてい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「心華元棣」の解説

心華元棣 しんげ-げんてい

1339-? 南北朝-室町時代の僧。
暦応(りゃくおう)2=延元4年生まれ。臨済(りんざい)宗。京都建仁寺定恵院の頑石曇生(がんせき-どんしょう)の法をつぐ。康暦(こうりゃく)2=天授6年(1380)義堂周信(ぎどう-しゅうしん)が同寺の住持となると,後堂の首座(しゅそ)にえらばれた。漢詩文にすぐれ,杜甫(とほ)の詩を注釈した「心華臆断」が知られる。美濃(みの)(岐阜県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む