心鏡(読み)しんきょう

精選版 日本国語大辞典 「心鏡」の意味・読み・例文・類語

しん‐きょう‥キャウ【心鏡】

  1. 〘 名詞 〙 こころ。特に、くもりのないこころ。すべてを明らかに映しだすこころ。
    1. [初出の実例]「心鏡は煒煌として」(出典:古事記(712)上)
    2. 「空華散じ水月うちこぼす時、心鏡一塵をひかざれば万象よくうつる」(出典:俳諧・枯尾花(1694)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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