忍物見(読み)しのびものみ

精選版 日本国語大辞典 「忍物見」の意味・読み・例文・類語

しのび‐ものみ【忍物見】

  1. 〘 名詞 〙 武家職名。主に戦国時代山野にかくれていて、ひそかに敵情をさぐり、報告する役。足軽などがこれに当たった。かまりものみ。草かまり。くさ。芝見
    1. [初出の実例]「按忍物見は人にさとられざるを専要とし野にも伏し山にもいり或は柴原叢のうちに隠れ居て敵地の消息を窺得べき職掌なり」(出典:武家名目抄(19C中か)職名部)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む