日本歴史地名大系 「志和天満宮」の解説 志和天満宮しわてんまんぐう 高知県:高岡郡窪川町志和村志和天満宮[現在地名]窪川町志和志和川左岸にあり、祭神は菅原道真。旧村社。北野(きたの)天神と称していたが明治元年(一八六八)天満宮と改称。古くは背後の古城(こじよ)山に鎮座していたが、志和城築城に際し志和左京介の御茶屋のあった現在地に移したと伝える(南路志)。永禄一二年(一五六九)志和権介嘉詮再興の旨を記した棟札があったといわれ(蠧簡集)、かつては付近八ヵ村の総鎮守であった。現在は志和・小鶴津(こつるつ)・大鶴津・志和峰(しわみね)・与津地(よつじ)の人々によって祀られている。例祭七月二五日・一〇月二八日。合祭社は槿花(きんか)神社・竈戸(かまど)神社・水(みず)神社・宇賀(うが)神社・海津見(わだつみ)神社・大山祇(おおやまつみ)神社で、境内の飛地に諏訪(すわ)神社が祀られている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by