精選版 日本国語大辞典 「志登神社」の意味・読み・例文・類語 しと‐じんじゃ【志登神社】 福岡県前原市志登にある神社。旧県社。祭神は豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、和多津見神(わたつみのかみ)、息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)ほか二柱。延喜式内社。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「志登神社」の解説 志登神社しとじんじや 福岡県:前原市志登神社[現在地名]前原市志登志登集落の北、水田地帯の中に鎮座する。旧県社。祭神は豊玉姫命・彦火火出見命・武内宿禰・和多津見命・息長帯姫命。「延喜式」神名帳にみえる筑前国の小三座のうち怡土郡「志登(シトノ)神社」は当社に比定される。中世には志登社地頭職・同領家職など所領として史料にみえる。志登社地頭職は武藤景資が有していたが、弘安八年(一二八五)の岩門合戦で討たれ、翌年大友氏の庶流である詫摩時秀に与えられた(同年一〇月二八日「関東下知状案」詫摩文書/鎌倉遺文二一)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報