志賀勝(読み)シガ マサル

20世紀日本人名事典 「志賀勝」の解説

志賀 勝
シガ マサル

昭和期のアメリカ文学者 関西学院大学教授。



生年
明治25(1892)年3月29日

没年
昭和30(1955)年8月1日

出生地
愛媛県宇和島市

学歴〔年〕
関西学院英文学科〔大正10年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和30年〕

経歴
大正14年関西学院講師、昭和9年関西学院大学助教授、12年教授、のち英文科主任教授を歴任した。昭和6年オニールの「ダイナモ」を翻訳したのをはじめ、アメリカ文学の多くを日本に紹介し「現代英米文学研究」や「現代アメリカ文学論」を昭和10年代に著した。戦後もソーロー、エマーソンホイットマンなどを翻訳。また「アメリカ文学現実主義時代」など啓蒙的な著作をつぎつぎに発表し、若いアメリカ文学者に大きな影響を与えた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「志賀勝」の解説

志賀勝 しが-まさる

1892-1955 昭和時代のアメリカ文学者。
明治25年3月29日生まれ。関西学院大教授。19世紀アメリカの詩人批評家中心に研究し,エマソン,ソロー,ホイットマンらの作品を翻訳した。昭和30年8月1日死去。63歳。愛媛県出身。関西学院専門部卒。著作に「現代英米文学の研究」「アメリカ文学の成長」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「志賀勝」の解説

志賀 勝 (しが まさる)

生年月日:1892年3月29日
昭和時代のアメリカ文学者。関西学院大学教授
1955年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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