最新 地学事典 「応力回転」の解説
おうりょくかいてん
応力回転
stress rotation
大陸内部において,主応力の方位の局所的な回転から応力場の異常が検知される場合があり,その空間スケールは数十km~数百kmである。地形,密度異常,媒質の変形特性の異常,不均質な地質や断層の構造など,さまざまな原因が指摘されている。大地震の震源断層の近傍において,余震データの解析から,地震すべりによる主応力軸の回転をとらえて,推定が困難な地殻内の差応力の絶対値が推定されることがある。
執筆者:飯尾 能久
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

