精選版 日本国語大辞典 「忝」の意味・読み・例文・類語
かたじけな・む【忝】
※続日本紀‐天平神護二年(766)一〇月二〇日・宣命「今は身も敢へずあるらむものを、夜昼退(まか)らずして護り助け仕へ奉(まつ)るを見れば、可多自気奈彌(カタジケナミ)なも念(おも)ほす」
かたじけな【忝】
※宇津保(970‐999頃)国譲中「あなかたじけなや。わづらはしく御こころざしあるを、あふごえ給へる」
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