忠七(読み)チュウシチ

デジタル大辞泉 「忠七」の意味・読み・例文・類語

ちゅうしち【忠七】

《忠七という座元の名から》江戸時代大坂物真似ものまねを演じた者の称。

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精選版 日本国語大辞典 「忠七」の意味・読み・例文・類語

ちゅうしち【忠七】

  1. 〘 名詞 〙 大坂で、軽口物真似を演ずる者の称。元来はその一座の座元の名であった。江戸では豆蔵(まめぞう)
    1. [初出の実例]「あるは仙助が能狂言、忠(チウ)七がうき世ものまね」(出典滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)八)

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