日本歴史地名大系 「念仏塚古墳群」の解説
念仏塚古墳群
ねんぶつづかこふんぐん
[現在地名]一宮町西原 山奥
昭和五年(一九三〇)に五号墳(推定円墳)から人物埴輪が発見され、同四一年に二号墳(前方後円墳)・三号墳(円墳)・四号墳(前方後円墳)が発掘調査された。墳丘は一号墳が全長三〇メートル、二号墳が全長二七・五メートル、三号墳が全長二五メートルの規模であることが確認され、埋葬施設の確認された二号墳は後円部に礫槨、前方部に礫床が設けられていた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報