礫槨(読み)れきかく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「礫槨」の意味・わかりやすい解説

礫槨
れきかく

古墳の埋葬施設の一つ。木棺を埋める際に、棺の下方および側方に礫を詰め上方を被覆したもの。群馬県白石稲荷山(しろいしいなりやま)古墳などが好例であり、底部の形から割竹(わりたけ)形木棺を想定できるものと組合せ式木棺を想定しうるものがある。発展期(5世紀)の古墳から6世紀前半の古墳に多くみられる、やや簡略な埋葬施設である。

[今井 尭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

山川 日本史小辞典 改訂新版 「礫槨」の解説

礫槨
れきかく

粘土槨木炭槨粘土木炭のかわりに,礫を用いて木棺を安置するために造られた古墳の埋葬施設。墳丘に土壙(どこう)を掘り,礫で棺床(かんしょう)を造って木棺を安置するが,木棺を礫でおおうことはなかったようで,礫床とよぶのがよいという意見もある。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む