思い巡らす(読み)オモイメグラス

デジタル大辞泉 「思い巡らす」の意味・読み・例文・類語

おもい‐めぐら・す〔おもひ‐〕【思い巡らす】

[動サ五(四)]いろいろと考えてみる。あれやこれやと思案する。思い回す。「卒業後のことを―・す」
[類語]思う考えるおぼし召す存ずる

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精選版 日本国語大辞典 「思い巡らす」の意味・読み・例文・類語

おもい‐めぐら・すおもひ‥【思巡】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 あれこれと考える。じっくり思案する。また、過去未来の事をさまざまに思う。思いまわす。思いめぐらかす。
    1. [初出の実例]「猶この女見では、世にあるまじき心地のしければ、天竺に有る物ももて来ぬ物かはと思ひめぐらして」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
    2. 「いかにしてかかることぞと、のちに思めぐらさむも」(出典:源氏物語(1001‐14頃)空蝉)

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