精選版 日本国語大辞典 「思違」の意味・読み・例文・類語
おもい‐ちがえ おもひちがへ【思違】
〘名〙 =おもいちがい(思違)
おもい‐たが・う おもひたがふ【思違】
[1] 〘他ハ下二〙 考え違いをする。思い誤る。思い違える。
※宇津保(970‐999頃)内侍督「そのすまひの日、仁寿殿にてなむきこしめしける。なえん思ひたがへたるなるべし」
[2] 〘他ハ四〙 (一)に同じ。
おもい‐ちが・える おもひちがへる【思違】
〘他ア下一(ハ下一)〙 おもひちが・ふ 〘他ハ下二〙 物事をまちがって受け取る。まちがってそうだと思いこむ。思い誤る。おもいちがう。
おもい‐たがい おもひたがひ【思違】
〘名〙 おもいちがい。考え違い。おもいたがえ。
※西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八「喧𠵅ぞと思ひたがひのちらし髪結ぶこころの解ぬ言の葉」
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