思郷(読み)シキョウ

デジタル大辞泉 「思郷」の意味・読み・例文・類語

し‐きょう〔‐キヤウ〕【思郷】

故郷を懐かしく思うこと。望郷

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思郷」の意味・読み・例文・類語

し‐きょう‥キャウ【思郷】

  1. 〘 名詞 〙 ふるさとをなつかしく思うこと。望郷。
    1. [初出の実例]「今宵来雁渡秋空、遠客思郷立晩風」(出典:清渓稿(1581)初雁)
    2. 「病のごと 思郷(シキャウ)のこころ湧く日なり 目にあをぞらの煙かなしも」(出典一握の砂(1910)〈石川啄木〉煙)
    3. [その他の文献]〔柳宗元‐揚州大都督南府君陽廟碑〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「思郷」の読み・字形・画数・意味

【思郷】しきよう

懐郷

字通「思」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android