急性小脳失調症(読み)きゅうせいしょうのうしっちょうしょう(その他表記)Acute Cerebellar Ataxia

家庭医学館 「急性小脳失調症」の解説

きゅうせいしょうのうしっちょうしょう【急性小脳失調症 Acute Cerebellar Ataxia】

[どんな病気か]
 ウイルス感染症水ぼうそうが比較的多い)にかかって1~2週間後に、急にふらついて、うまく歩けない・立てない・座っていられないなどの症状が現われ、ときに眼振(がんしん)(眼球(がんきゅう)が左右に細かく震える)をともなうこともあります。
 ウイルス感染がきっかけとなって、小脳炎症がおこるのが原因と考えられています。
 数週間のうちに徐々に症状が消え、もとどおりの元気な状態にもどります。
 強力な治療を必要とすることはほとんどなく、後遺症が残ることもまずありません。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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