性禅尼(読み)しょうぜんに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「性禅尼」の解説

性禅尼 しょうぜんに

?-? 鎌倉時代尼僧
曹洞(そうとう)宗。能登(のと)(石川県)羽咋(はくい)郡の地頭酒匂頼親(さかわ-よりちか)の妻。能登永光(ようこう)寺の開基黙譜(もくふ)祖忍尼の母。瑩山紹瑾(けいざん-じょうきん)に師事して出家,元亨(げんこう)3年(1323)田畑などを寄進し紹瑾を支援した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android