コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

恐竜の卵 きょうりゅうのたまご dinosaur eggs

1件 の用語解説(恐竜の卵の意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

恐竜の卵

米国自然史博物館ゴビ砂漠探検隊が1923年に発見して以来、恐竜の卵や巣、赤ん坊の骨や歯の産出報告は約220地点に及ぶ。モンゴル、中、仏、印、米国産が多く、白亜紀後期のものが大半。群巣地の巣中の卵内部の調査結果を基に鳥脚類のマイアサウラ、ヒパクロサウルス、獣脚類のトロオドンの孵化直前の胚の生体復元が行われた。従来プロトケラトプスとされていた卵の多くは、オビラプトル類のものと判明。この類の卵は巣の中で2個ずつ対になっているが、近年、骨盤の子宮とみられる部分に卵が2個、卵管が2本発見され、2本の卵管から1個ずつ産んだらしい。同じ巣からトロオドン類の幼竜も発見され、その理由が論議されている。93年にネメグト盆地のオハ・トルゴッドで発見された巣の中の卵はオビラプトル類の骨格を持ち、親がそれを抱卵していた姿勢で発見され、95年に記載・公表。シティパティと名付けられた。

(小畠郁生 国立科学博物館名誉館員 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

恐竜の卵の関連キーワードオズボーン科学博物館国立科学博物館オビラプトル漠北戈壁マルメ城ラボーサンタンヌ城北九州市立いのちのたび博物館

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

恐竜の卵の関連情報