デジタル大辞泉 「息の緒」の意味・読み・例文・類語 いき‐の‐お〔‐を〕【息の緒】 1 いのち。たまのお。魂。ふつう「息の緒に」の形で、命のかぎりの意に用いる。「―に思へば苦し玉の緒の絶えて乱れな知らば知るとも」〈万・二七八八〉2 息。「―の苦しき時は鉦鼓こそ南無阿弥陀仏の声助けなれ/かねたたき」〈三十二番職人歌合〉[類語]命・生せい・しょう・生命・人命・一命・身命しんめい・露命・命脈・息の根・玉の緒 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例