恵蘓八幡宮(読み)えそはちまんぐう

日本歴史地名大系 「恵蘓八幡宮」の解説

恵蘓八幡宮
えそはちまんぐう

[現在地名]朝倉町山田

町域の南東端近く、筑後川右岸に鎮座する。祭神は応神天皇・斉明天皇・天智天皇。旧郷社。社伝によれば斉明天皇が戦勝祈願して八幡大神を勧請したという。背後の山上に斉明天皇のものと伝える陵があり、元禄八年(一六九五)に八幡宮社僧快心が石棚と表石を建てた。この神山二千五七〇坪余。社僧の寺を朝倉山安長寺一音院という。天台宗で絵縁起を蔵するという(続風土記拾遺)須川すがわにあった朝鞍ちようあん寺にあたるか(続風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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