悪しい(読み)アシイ

デジタル大辞泉 「悪しい」の意味・読み・例文・類語

あし・い【悪しい】

[形][文]あ・し[シク]わるい。よくない。
「心にかかって―・い」〈虎寛狂・抜殻
[補説]文語あし」の口語形で、室町時代から近世にかけて用いられた。→

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関連語 シク 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「悪しい」の意味・読み・例文・類語

あし・い【悪】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 文語の形容詞「あし(悪)」の口語形 ) わるい。よくない。
    1. [初出の実例]「いくさをへたにしてかふあるかと人が思わうずが心ちあしい」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)陳勝項籍第一)
    2. 「ダイイチノ axij(アシイ) モノヲ カウテ コイ」(出典:天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事)

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