悪水(読み)アクスイ

デジタル大辞泉 「悪水」の意味・読み・例文・類語

あく‐すい【悪水】

飲用灌漑かんがいなどに適さない水。
汚れた水。汚水

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「悪水」の意味・読み・例文・類語

あく‐すい【悪水】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 悪い水。飲めない水。また、人畜に害となる水。
    1. [初出の実例]「大用現前真衲僧、先師頭面溌悪水」(出典:狂雲集(15C後)華叟老師掩光而後〈略〉呈寄大用養叟和尚。且陳賀忱云)
    2. [その他の文献]〔北史‐長孫晨伝〕
  3. 近世、水はけの悪い水田のたまり水など、作物成育に害になる水をいったことば。⇔用水。〔地方凡例録(1794)〕

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