悪沢岳(読み)わるさわだけ

デジタル大辞泉プラス 「悪沢岳」の解説

悪沢岳

赤石山脈中央部、長野と静岡の県境にある山。荒川岳の最高峰、東岳の別名。中岳、前岳とあわせ、荒川三山と呼ばれる。標高3141メートル。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の悪沢岳の言及

【荒川岳】より

…東岳(3141m),中岳(3083m),前岳(3060m)が東西に並び,荒川三山と呼ばれる。呼称は静岡,山梨,長野によってそれぞれ異なるが,狭義の荒川岳は前岳を指し,孤立した東岳は一般に悪沢岳と呼ぶ。前岳西斜面は小渋川支流の谷頭で,荒々しい岩肌をみせる赤石山脈最大の崩壊地であるのに対し,山稜は緩やかで,夏には乾性の高山植物の花畑となる。…

※「悪沢岳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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