精選版 日本国語大辞典 「悪策」の意味・読み・例文・類語 あく‐さく【悪策】 〘 名詞 〙① 邪悪なはかりごと。悪計。奸策(かんさく)。[初出の実例]「金銭上の悪策(アクサク)には同意したが、女犯は夢にも想像しなかったから」(出典:江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉六)② へたなはかりごと。うまくないはかりごと。下策。愚策。[初出の実例]「固(もと)より悪策なりと雖ども、聊(いささ)か不平を慰るの方便たりしことあれども」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例