デジタル大辞泉
「悪血」の意味・読み・例文・類語
お‐けつ〔ヲ‐〕【悪血】
わる‐ち【悪血】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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お‐けつヲ‥【悪血・汚血】
- 〘 名詞 〙 ( 「おげつ」とも )
- ① 病気などによって変質した血液。毒物や廃物のまじった血。あくち。わるち。黒血(くろち)。〔書言字考節用集(1717)〕
- [初出の実例]「胎盤を以て、肺の用を為し、悪血(オゲツ)を改換(とりか)へ」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編)
- ② けがれた品行の人や悪心をもっている人の血。
- [初出の実例]「彼の身体には今狂ほしい悪血(ヲケツ)が、嵐のやうに湧き立った」(出典:学生時代(1918)〈久米正雄〉復讐)
わる‐ち【悪血】
- 〘 名詞 〙 病毒を含んだ血。悪い血。あくち。あっけつ。
- [初出の実例]「厭世教徒の悪血(ワルチ)を吸取る蛭ともなるべし」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉梓神子)
あく‐ち【悪血】
- 〘 名詞 〙 病毒を含んだ血。悪い血。〔日葡辞書(1603‐04)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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