悽惻(読み)セイソク

デジタル大辞泉 「悽惻」の意味・読み・例文・類語

せい‐そく【××惻】

[名・形動タリ]悲しみいたむこと。また、そのさま。
「―として情人未だ去らず」〈透谷・「歌念仏」を読みて〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「悽惻」の意味・読み・例文・類語

せい‐そく【悽惻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) ひどくかなしむこと。いたましく思うこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「聊籍詩篇悽惻」(出典空華集(1359‐68頃)七・乱後遣興)
    2. 「人をして淒惻の情を動かさしむ」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)五)
    3. [その他の文献]〔晉書‐陸機伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「悽惻」の読み・字形・画数・意味

【悽惻】せいそく

いたむ。

字通「悽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む