情懐(読み)ジョウカイ

デジタル大辞泉 「情懐」の意味・読み・例文・類語

じょう‐かい〔ジヤウクワイ〕【情懐】

心の中に思うこと。所懐
「捨て去る時には、かえって生じなかった―に利休をひき入れた」〈野上秀吉と利休〉

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精選版 日本国語大辞典 「情懐」の意味・読み・例文・類語

じょう‐かいジャウクヮイ【情懐】

  1. 〘 名詞 〙 心に思うところ。おもい。所懐。
    1. [初出の実例]「今日不風雨作、独座自覚情懐悪」(出典:天柱集(1348頃)示裔龍侍者)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐北征詩〕

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普及版 字通 「情懐」の読み・字形・画数・意味

【情懐】じようかい

思い。

字通「情」の項目を見る

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